ナックルライザー

年末の慌しい中、こんなブログ見ててダイジョーブ(笑)?
さて、我がボンバロッサの掲示板にロールセンターアダプターの話が投稿されておりました。
それについては尊師様の解説をご覧になっていただいて、コチラはアウトデルタ正調ナックルライザーです。
 
ナックルライザーにはアウトデルタ謹製は前期型・後期型(便宜上の分類です)があります。
 
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これが前期型。
 
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Tony Adriaensen、
"Alleggerita"
より抜粋
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらが後期型。
 
判りますか、前期型は1600、1300ナロー用、後期型は1300オタフク、Am用です。前期型のほうがハイトがあり、
ナックル側の固定ねじの方向の延長上にアッパーアームのジョイントが刺さるようになってます。しかしオタフク、Amの13インチワイドタイヤの時代になりますとホイールとの干渉を避けるためか、ハイトが低くなりアッパーのジョイントが刺さる方向もナックル側に対して内側へ傾斜するようになっております。それにより前期型よりハイトが低くてもよりアッパーアームが地面に対して傾斜するようになりロールセンターが改善されております。
オリジナルのナックルライザーは普通入手できません。レプリカがありましたがハイトの高いタイプは強度不足で折れるトラブルがあり、現在入手できるのは前期型のハイトを詰めて補強支柱が追加されたものです。
 
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白ふくに付けておりますが(錆はブレーキダストよ)、効果はよくわかりませぬ。
因みにこのタイプはドイツ製と思われます(国産ではないはず・・・)。
 
さて、レストアネタもほぼなくなり更新するのも今後は何かあったらということでご勘弁くださいませ。
ほぼ1年間お付き合いくださいましてありがとうございました。
 
Merry Christmas & Happy New Year!