電装など

 しばらく更新しておりませんでしたが、アルファカブラトーリなど公私とも多忙でございました。
さて、大物は前回までで終わりですが、古い車で付きものである電気トラブル根絶をめざしましょう。
GTAの時代はまだダイナモでオリジナル配線もかなりエエ加減です。さらに数十年の間に訳の分からん分岐や、使われていない線等々、ダッシュ裏はカオス状態になっておりますね。
と言うわけで、全てのケーブルは優秀な日本製、コネクタもオリジナルとそっくりな250型ファストン端子(そこらではあんまり見ないですが)に変えてしまいましょう。ただ縞々色つきのケーブルは日本では入手できなかったので見えるところはオリジナルのケーブルを使って見場を変えないようにしました(最近はレプリカのハーネス一式が売ってますが、いまさら変えられへんがな・・・)。
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綺麗ですやろ。特殊洗剤につけておくと金属もろとも新品みたいになります。どこぞのショップではこのヒューズボックスを電気トラブルの悪役扱いして現代のものに変えてますが雰囲気台無しですな。
要は汚れているだけですがな。僕は一度も電気トラブルに見舞われたことはありませぬ。
そうそう、ヒューズの色は参考にしないでね。イタリア・ドイツ・フランスものがチャンポンなんで。
 
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キルスイッチだす。アルミ板を結晶塗装してみました。FIA対応で売ってるやつで+ラインが落ちますが、ショートせんよう絶縁に気使いますなあ。あとコイルに行く電源も同時に落ちますのでちゃんとエンジンは止まります(あたりまえやん、ですが簡便に-ラインに入れるとバッテリ上がり防止にはなりますがエンジンは止まりませんのよ)。パイロットランプは寂しいのでつけてみました。赤のトグルはサブの燃ポン用です。GTAは燃ポン二丁掛けですが1個で十分なので電源系統変えてあるんです。
 
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外からはワイヤを引っ張れば室内のキルスイッチが切れます。当時風ワイヤはYメンテお勧めの自転車のブレーキ用でカシメは額縁用で代用、チューブをかぶせてありますがこれは僕の商売モンの余り(なんや分かったらエライ、笑)。
 
電気を引きなおして判りましたが、ダッシュの電球類はなぜか直列に繋いであります。そりゃ暗いわな(小学校レベル)。並列配線とアースをしっかり取ることで激変しますからご参考に。