小さな事からコツコツと

どーせレストアするなら、みんな新品みたいにしたいちゅうのは誰でもおますわな。
そういうプロも存在はしますがやっぱり工賃高いし、しばしば自分のイメージと違うちゅうのも多い話です。
分解・組み立ては仕事柄(笑)得意ですので、自分で外したものは全部自分でやりました。
なんせ、サンブラ持ってるもんね。錆落しは結構楽しいもんです。大きいモンはサンダーも併用しましたが。
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ドアロックリンケージと前期型ウインドレギュレータです、GTA用はアルミで出来ていて軽いんですよ。特殊洗剤で漬け込んで油分を落とし、再度グリスアップしました(処置後の写真なし)。
 
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自慢の1品ですが、実はほとんど見えへんところですな。バラしたら錆サビ・ゴミ溜り放題で気になってましたんや。
 
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散らかり放題の景色ですんませんが、ダッシュボードの裏側です。前期型はダンボール(オガクズ?、真空管時代のテレビ・ラジオの裏蓋もこんなんやったなあ)みたいなもんを積層・形成してあるんですが、経年変化でミルフィーユみたいになりまんねん。これ非常に重いのにボディとの固定部は紙みたいなもんですからちぎれて前へ落ちて来るんですわ。皆さんも傾いてませんか? 僕は熟慮の末、グラスファイバーシートをPOR-15で張り付け・染み込ませ法で行きました。で、これはクランプ中ですが、家中の適当なモン総動員ですわ。何気にレストアしたヘッドライトのお釜が写っております。
 
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しっかり固まったあとにタコメータの穴をクズだらけになりながらリュータで拡大、泣く子も黙るイエガーを試したの図。直径が125mmで元のヴェリアよりでかいんですわ(ほぼ後期のメータの直径と同じ)。当然1万回転しませんけど、雰囲気・フンイキ。
 
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新品タンクにネックをハンダ付け、2.5インチのアストンキャップを付けてもらいました。その後自宅へ持ち帰り、中が錆びないようにPOR-15の燃料タンク用でコーティングしておきました。というのも以前何回か錆が燃料ポンプに詰まりエンコしたことありますねん。皆さんご注意を。
 
重要保安部品をプロに組み込んでもらえば、いよいよ自宅ガレージ搬入だ!